電着バンドソー
製品概要
シリコンインゴットを高能率に切断出来る電着バンドソー
高張力スチールバンドにダイヤモンドを電着した薄刃タイプのバンドソーです。大口径シリコンインゴットの切断をはじめ、大口径の被削材を高精度で能率的に切断します。カーボン、セラミックス、ガラスなどの切断にも使用され、各種マシンに対応したサイズの製作が可能です。
セグメント型は、硬脆材料の加工に適し、切削性・寿命に優れ、特に、単結晶シリコンの高精度、高能率切断に最適で要求性能に合わせ電着パターン(大きさ、ピッチ)を変更した「切れ味」優先仕様も製作可能です。
刃切り型は、広幅製品に広く採用され、難削材の加工にも優れた切れ味を発揮し、刃先の目詰まりが起きやすい被削材の切断にも最適です。
連続型は、細幅から広幅型まで広い用途に使用され、刃先の電着層が連続している為被削材の切断面に生じるソーマークを軽減、硬質被削材の切断に威力を発揮します。
用途
- シリコンインゴット、カーボン、セラミックス、ガラスの切断
 - 切断用途全般
 
ボンドの種類
- 電着
 
製品特性
刃先形状
![]()  | ◆刃先の電着層が連続しているため、被削材の切断面に生じるソーマークを軽減 ◆硬質カーボン素材の乾式加工やセラミックス、ガラスの加工に最適  | |
![]()  | ◆硬脆材料の加工に適し、切削性・寿命に優れる ◆特に、単結晶シリコンの高精度・高効率切断に最適 ◆切断性を向上させる、特殊電着パターンも保有(特許製品)  | |
※意匠登録製品  | ![]()  | ◆用途はセグメント型に準ずる ◆三角形状にすることで、切断抵抗を分散させ、台金へのクラックを軽減  | 
![]()  | ◆軟質な被削材等、刃先の目詰まりが起きやすい場合に最適 ◆難削材の加工にも優れた切れ味を発揮  | 
| 被削材例 | 
|---|
| 単結晶シリコン | 
| 多結晶シリコン | 
| サファイア | 
| 石英ガラス | 
| セラミックス(焼成前) | 
| 硬質カーボン | 
加工条件
※切削速度は被削材の種類や被削材の大きさ(幅)により調整します。
サイズ表
| ① | 連続型のみ可能 | |||
| ② | 連続型・セグメント型・V型が選択可能 | |||
| ③ | 全てのタイプが選択可能 | |||
| ④ | 全てのタイプが選択可能 | |||
| ⑤ | 全てのタイプが選択可能 | 
※上表は標準対応範囲であり、記載のない組み合わせも制作可能な場合があります。詳しくは弊社営業までお問い合わせください。
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