Q1.切削工具、研削工具って何?

工具とは、"物を作るために使う道具"全般のこと。たとえば、ノミや錐、ドライバーなどの工具の仲間で、機械に装着する刃物なども含まれます。
旧石器時代の槍は、人類最古の工具の一つ。狩猟などに使われていました。
現在使われている工具は、大まかに「切る」「削る」「磨く」などに分類されます。たとえば鉄の棒を切ったり、表面を磨いてつるつるにしたりといった作業をする際には、切れ味の鋭い刃や鋭利な面を持つ工具が利用されます。

Q2.実際はどこでどんなふうに使われているの?

モノづくりのあらゆる現場で幅広く利用されています。たとえば、自動車や家電製品などはもちろん、たとえば、道路を作るために分厚いアスファルトを削ったり、パソコンなどに搭載する半導体の原料となるシリコンウェーハを切ったりするにも、工具は活躍しています。作る物の大きさは、関係ありません。小さなモノから大きなモノまで、さまざまな業界のさまざまな製造現場で工具は使われています。

Q3.工具にダイヤモンドが付くと何が違うの?

ダイヤモンドは、世界中で一番強くて硬い天然物質。宝石のイメージが強いですが、工業用にも幅広く使われています(※)。工具は「切る」「削る」「磨く」道具。加工したい物質よりも硬くなければ、十分な精度(精密さ)にすることができません。工具にダイヤモンドを付けることで、硬い石やコンクリートもスパッと切れ、正確に削り、つるつるに磨き上げることができるのです。※工業用には、主に人造ダイヤが用いられています。

Q4.工具にはどんな形があるの?

用途に応じてさまざまな形状の工具があります。たとえば、削ったり磨いたりするのに利用するホイールや切断に利用するブレード、カッタは、ドーナツのような円盤状をしています。一方、エコメップなど、シリコンやサファイアをスライスするために非常にこまかなダイヤモンドを電着した(※)細いワイヤ状の工具もあります。バンドソーは、帯状にした刃にダイヤモンドを散りばめたもの。他には、軸付きのホイールなど棒状のものもあります。※電気分解して物質と物質をくっつけること。

Q5.ダイヤモンド工具って、日常生活とどんなふうに関わってるの?

身の回りにある物の多くは、工具で何らかの加工を施されたものばかりです。たとえば、薄型テレビの液晶ディスプレイに仕様される薄型ガラスの角を削ったり、スマートフォンやパソコンの中に入っているメモリーチップに用いるシリコンを薄く切ったり。他にも、フレームに合わせて眼鏡のレンズを削るのにも、芯取りホイールが用いられています。
身近なところでダイヤモンド工具は幅広く活躍しているのです。

Q6.そんなダイヤモンド工具は、 どうやって作られるの?

ダイヤモンド工具は、お客様にあたるさまざまなメーカーのモノづくりに応じて製造されます。基本的にはオーダーメイドで、ご要望に応じて一つひとつ作り上げていきます。

Q7.これからのダイヤモンド工具はどうなるの?

たとえば、ダイヤモンド工具によって今まで切れなかった材料が切れたり、今まで以上につるつるに磨き上げたりすることができるようになるかもしれません。モノづくりを下支えするのはもちろん、イノベーションをリードする存在であるとも言えるのです。また、ダイヤモンド工具は太陽光発電装置やLEDなど、環境保全につながるモノづくりで使われていると同時に、それ自体が硬さゆえに長寿命であることなどから、"環境に優しい工具"でもあります。

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